見張り番

セコムくん

生まれたところ:たぶん中国
うちに来た日:1993年頃。
家の前の道路にぽつんと落ちていたのを拾われた。
座高:14センチ

コメント:こんな大事なクマをリストアップするのを忘れていた。
我が家で唯一働くテディベアがこの『セコムくん』である。
説明すると長くなるのだが…

我が家では泥棒に入られて以来あの『セコム』にお世話になっている。
ここの警備モードには『外出モード』と『在宅モード』があって、在宅モードだと夜寝ているときも安心なのだが、朝うっかりセキュリティのかかっている窓を開けてしまうと、すぐさま信号がセコムに送られ、「どうしましたか」という電話がかかって来る。チャイムは激しく鳴るし、暗証番号は言わなければならないし、もちろんセコムの人には謝らなくてはならないし、これをやると朝からどっと疲れる。

しかし、一番早く階下に降りた者が在宅モードを解除することになるので、他の者には今セキュリティがかかっているのか解除されているのか、わかりづらい。いちいちコントロールパネルを見に行かなければならないが、これがまた非常に面倒臭い。
そこで、たまたま誰かに捨てられたこのクマを利用することにした。

夜『在宅モード』にすると同時に玄関の真ん中にこの『セコムくん』を出す。朝解除するとその手で『セコムくん』をしまう。これだけのことなのだが、とても役だっているのです。

98/04/04