のらくら亭日乗

遅くなったのでラーメンでも食べるか…ということになり、オットが以前目にしたと言う「まぐろラーメン」屋さんを求めて京都市内をぐるぐる回るが見つからず。
あきらめて北大路の『一（KAZU）』 に入る。

店内をのぞくとお客さんはひとりしかおらず、や〜な予感。店内には女の子二人と手前の厨房に男の子がひとり。案の定、入店しても「いらっしゃいませ」の声もなし。なんだかなー。
すぐ女の子が注文を取りにきてくれたがこれは普通な感じ。頼まなくても炒飯用の取り皿も持ってきてくれたし、対応○。
あとから厨房の男の子に餃子を注文。奥からもうちょっと年上の耳ピアス男性登場、炒飯を担当。もしかして、店長？
ほどなく運ばれてきたラーメンはお肉系とお魚系のWスープというのだそうで、割においしかった。炒飯は少し醤油からかったけど…
でも、ラーメンと炒飯食べ終わっても餃子がなかなか出てこないしー。伝票にも餃子って書いてないしー。若い子3人で隅っこでお話始めるしー。もしかして餃子の事、忘れてる？
やがて奥の厨房からアンの入ったタッパーを出してきて、カウンターでお話しながらちまちま餃子を包み始めた。もしかしてこれから餃子作るんですか？？だったら注文受けたときに「在庫を切らしてるのでお時間かかります」とか言ってちょうだいよ。

待っていてもしようがないので勘定を済ませて帰ることに。注文を受けた男の子がレジにやってきたが、目を伏せてはっきりしない態度なので、オットちょっときつく言う。ちゃんと謝らないのでオットかなり立腹した様子。車に乗り込みながら「二度と来ない」宣言。

わたしは気づかなかったけど、店長？らしき人に男の子は叱られていたらしい。
でもねー。若い子が接客とかちゃんと出来ないのはある程度仕方がないかなとも思うのです。応対の基本なんて全くわかってないんだし、責任感もまだまだないんだし。それでも働いてるうちにだんだん身に付くものかな、と。
ただ、ちゃんとしたお店なら責任者が出てきて「申し訳ありませんでした」って詫びるよ。若いバイトの失態を把握していながら放置しておく態度はいかがなものかと思う。

もし同じような事態でも、店長？氏がちゃんと詫びてくれて「ぜひまた今度餃子を食べに来てください」とでも言ってくれたら、だいぶ印象が違うと思うんだけどな。人が入ってなかった理由がわかったよ。また行きたいと思わないもの。
せっかくきれいな内装とおしゃれなBGM、そこそこおいしいラーメンなのに、もったいない。