97/12/16
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コースによっては、自動車の走る道路を歩くより、うんと近道だったりします。インフォメーションセンターに行くと、その土地のパブリックフットパスを載せたパンフレットや地図(有料のときも)が置いてあることもあるので、それを見ながら歩くのもいいですね。
さて、このパブリックフットパスですが、実は私有地の中を通っていることが多いようです。本当は個人の土地なんだけど、歩く人は誰でも通っていいですよ、という実に寛大な精神の表れなのです。ですから、利用する側も、いくつか守らなければならないマナーがあります。
道から外れない | パブリックフットパスが牧場の中を通っている場合、道から外れて歩き回ると、ヒツジやウシ達の餌である牧草を荒らしてしまうことになります。 |
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ゲートは元どおりに | 牧場と牧場の間にはゲートがあることがあります。バネ式になっていてきちんと閉まるものもありますが、中にはかんぬきや掛け金でひっかけるだけのものも。通らせてもらったら必ず閉めましょう。ヒツジ達が逃げ出したら大変です。 |
すれ違うときは挨拶を | ハイキングの心得みたいですが、誰もいないフットパスで他の人に会うのはお互いに少し怖いもの。「ハロー」と言うだけでも全然違います。 |
そして最後に、自分の行動には責任を持って、迷子にならないように慎重に。
もちろん足もとは歩きやすい靴で。
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